ホーム> 最新情報> ニュース

23の織物企業が2018スマート製造試行モデル企業に入選 中国繊維業界スマート製造のアップグレードが加速へ

(www.ecf.org.cn)        更新: 2018-11-05

        近日、中国繊維工業聯合会が発表した2018年繊維産業スマート製造試行モデル企業のリストでは、合わせて23社の企業が入選したという。スマート製造は、わが国の繊維産業の競争力を高めるために歩かなければならぬ道である。近年、数多くの企業がすでにスマート製造を導入した。

        現在、中国の繊維産業は「大きい」から「大きくて強い」へのアップグレードが進んでいる。さらに一部の分野における突破を図っている。言うまでもなく、スマート製造は繊維産業の持続可能な発展にプラスに働いている。近年、わが国の繊維産業のスマート製造は共通技術、スマート製造作業場、デジタル化・スマート設備とプロセス、織物サービスとネット協同製造、スマート繊維素材などにおいては著しい発展を成し遂げた。

        呉江京奕特種繊維有限公司は近年116台の渦巻き式設備を購入し、国際一流のスマート生産の作業場を建て、生産した製品は業界で高く評価されている。この116台の機械は年間生産高が25万錘。かつてこのような規模の生産は2000人余りの従業員が共同で働かなければ完成できなかったが、現在、販売、管理などを含む業務の所要人数は合計300人だけ。このような高い運営効率は同業界の平均水準をはるかに上回った。そのうえ、製品の付加価値は明らかに高まり、産業の転換とアップグレードも実現した。

        義烏華鼎錦綸株式有限公司の「高品質錦綸6(ナイロン6)高効低消耗規模化スマート化生産集成技術プロジェクト」はナイロン6加工技術の特徴に基づき、ナイロン6の輸送、押出、回転、加撚、巻取りなどが一体化した技術システムを結びつけ、物流、エネルギー管理と融合させ、システム全体の解決方案を実現した。同プロジェクトは自主知的財産権を持つ、質が高いナイロン6を生産する高生産・低消耗・規模化・スマート化の集成技術を開発した。また中国初の年間10万トーンのナイロン6長繊維を生産できるスマート化・自動化の生産ラインを敷設したことにより、製品の品質は著しく向上したほか、全体的にエネルギーの消耗も30%ほど低減した。

        現在、繊維産業のスマート化は急速に進んでおり、中国にはスマート化生産を受け入れる企業数がますます多くなっている。繊維製品生産に携わる340社の企業を対象としたスマート化応用に関する調査によると、「あつらえ式」を採用した企業は増加の一途をたどっていることが明らかになった。今後、繊維産業は四つの方面で、スマート化製造を推し進めていく。第一、インターネット、ビッグデーだ、人工知能の応用を進める。第二、繊維産業スマート製造のモデル企業の建設に力を注ぎ、それにより業界全体のスマート化生産の水準を高める。第三、繊維産業スマート製造分野の人材を育成する。第四、産業集積を推進しでスマート化サービスプラットフォームを構築する。

        専門家の予測によると、2020年までに、わが国の繊維産業スマート化製造応用標準システムは初歩的建設が完成するという。そのほか、デジタル化、スマート化工場の建設は明らかな成果を挙げ、またその生産方式はさらに広がる。業界のスマート製造の共通コア技術と設備においても進歩を遂げる。次世代のインターネット、ビッグデータ、人工知能技術と繊維産業との融合は一層深まる。