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中国中央銀行による預金準備率の引き下げが繊維業界に確かな利益をもたらし

(www.ecf.org.cn)        更新: 2018-11-05

        中国人民銀行(中央銀行)が10月15日、一部金融機関の預金準備率を1ポイント引き下げた。当日満期を迎える中期貸出ファシリティ(MLF)は更新せずに打ち切る。今回の預金準備率の引き下げにより、さらに7500億元(1元は約16.2円)の流動性生まれる見込み。このうえ零細企業や木綿、紡績業界に確かな利益をもたらすだろう。また企業の融資も活発になっていくだけでなく、零細企業の規模拡大や生産コストの削減もできるだろう。

        また、周知のように、融資難が中小企業が直面している大きな課題の一つで、中央銀行による今回の預金準備率引き下げの主な目的は流通性の放出で、金融機関を導き、零細企業をサポートするというところにある。さらに零細企業の長らく続いた融資難の問題もある程度緩和されるだろう。

        中央銀行は、中立的で穏健な金融政策を維持し、目的なく大規模な刺激策を導入するのではなく、方向性を重要視しながら流通性を調整し、合理的かつ潤沢な流動性を保ち、通貨信用と社会の融資の規模の合理的な成長を維持し、高品質の発展と供給側の構造改革のために適切な金融環境を構築していくと強調した。

        中央銀行による預金準備率の再びの引き下げが我が国の木綿、繊維、アパレル業界にどのような影響をもたらすか?業界筋によると、その影響は多方面にわたっている。

        第一に、貸付の拡大により、木綿、繊維企業の資金調達難問題が解決できるだろう。中央銀行、政府の資金と政府の注目点が数多くの零細企業にシフトすることにより、木綿を扱う企業のキャッシュフローへのプレッシャーも大きく緩和できるようになるだろう。

        第二に、木綿の商社、繊維企業の資金が補足され、これは木綿の価格の安定と市場の長期的な発展にプラスに働いている。紡績企業は適切に木綿などの素材のストックを増大させ、ICEなどの大幅な波動のリスクを回避することができる。

        第三に、2017 と2018年度の木綿の販売にも有利であり、資金の回収を加速できるほか、国内の木綿や繊維製品の消費を刺激し、産業全体に確かな利益をもたらすことができる。